流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)に大人になって感染した方、頭痛の後遺症が残っていませんか?
今日は、
お多福かぜ後の頭痛
の原因と鍼灸治療のお話です。

こどもの頃だけでなく
大人になってからお多福かぜになって、
薬で何とか症状はとれたと思ったのだけれど
その後
頭痛に悩まされているという方はいらっしゃいませんか?
なぜそうなるのでしょうか?
大人になってから
のお多福かぜは怖いといわれますが
なぜでしょうか?
東洋医学の外因論から説明しますと・・・
そのような方は、
まず下腹部に冷えのエリアが前提にあって、
上背部から風邪が侵入することによって生じます。
普通、風邪(ふうじゃ)というのは、
上背部から侵入し、
体を下降する性質を持っているのですが、
下腹部に冷えのエリアがある方の場合は、
風邪は下降できず、上昇することになってしまいます。
そうなると風邪(ふうじゃ)は、
耳たぶ下のツボ、翳風(えいふう)というところに
一旦集まり、
あふれてくると顔や頭全体を巡るようになります。
そうするとその方の弱いところに流れていき、
さまざまな症状をあらわすことになります。
お多福かぜもその一つです。
その他
侵入する場所によって
口の周りの湿疹、ニキビ、吹き出物となったり、
パニック症候群になったり、
頭痛をおこしたり、
突発性難聴をひきおこすことになりえます。
お多福かぜの場合・・・
顔や頭に回った病邪を処理することなく、
症状だけをとりますと、
往々にして
風邪(ふうじゃ)は残ったままになりますので、
頭痛をおこすことにつながります。
鍼灸治療では、
腹部の冷えと
下降した風邪の処置
上昇した風邪の処置を行うことで
お多福かぜ後遺症ともいえます
頭痛をなおす治療をおこないます。
ポイントとなるツボは、
大巨、風門、翳風などです。
ご理解いただけたでしょうか?
★
お多福かぜやその後の頭痛には、
東京新小岩 鍼灸治療院 希心院(きしんいん)の鍼灸治療をお薦めしたします。
葛飾区新小岩 鍼灸治療院 希心院
フリーダイヤル:0120-977-829
亀戸、金町、浅草、北千住、錦糸町、船橋からも多数ご来院されています。
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