急激な下腹部痛の原因と鍼灸治療
急に股関節が痛んでとてもつらい、
そして腰も痛むといって来院されました。
肝硬変で通院されている40代女性です。
痛むところといえば、
股関節というよりも、鼠蹊部の上
下腹部にあたります。
病院の帰宅中の電車にのっていたら・・
急激に痛くなり・・死にそうな痛みだといいます。

お顔の色と・・痛む箇所を診ますと・・・
これは、
風邪が腹部に侵入したケースと診断できました。
おそらく・・
電車の中での冷房が原因と考えられます。
電車内の冷房の冷気が背中から
腹部に侵入して腰部にまで至ったものと考えられます。
このような場合の鍼灸治療は・・
お臍周辺のツボをポイントとします。
大巨、滑肉門、天枢です。
大巨に金の鍼を刺して置鍼しますと・・
これで痛みが半減されました。
それから・・滑肉門、天枢・・
次に・・腰に回ったツボでは、大腸兪、次リョウ
そして・・背中のツボをつかって風邪を追い出す治療をしました。
これで・・
痛みがとれたといつて喜ばれて帰宅されました。
風邪の対処法・・鍼灸治療・・の一つのパターンのお話でした。
葛飾区新小岩 鍼灸治療院 希心院
フリーダイヤル:0120-977-829
亀戸、金町、浅草、北千住、錦糸町、船橋からも多数ご来院されています。
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